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再生可能エネルギー「地産地消100%実現」パンフレット(その2)

再生可能エネルギーの実力
期待されている再生可能エネルギー。もし地域で発電、地域で活用できれば街は大きく変わります。
東日本大震災以降、エネルギー自給率は約10%にとどまっています。エネルギー安定供給の観点から再生可能エネルギーの推進は急務です。
太陽光発電だけで全世界の資源埋蔵量の2倍以上の電力を毎年生産できる実力を持っていますが、<その1>でも触れたように電気は「同時同量」が原則。たくさん発電すれば良いというものではありません。そこで既存の系統に依存しなくても電気がまかなえる仕組みが今、注目を浴びています。それが「デジタルグリッド計画」です。

デジタルグリッド計画とは?
デジタルグリッドとは自立した分散電源で小さなエリアでも構築可能。生産量が安定しない再生可能エネルギーによって現在の電力系統は需要と供給のバランスがとれにくく不安定となりますが、現在の電力系統と「非同期連系」という仕組みなので、それぞれ自立し補完し合う強靱な電力システムなのです。これが実現すれば、化石燃料依存から再生可能エネルギー中心へ転換することができます。

街がデジタルグリッドになるとどうなるのでしょうか?
1)様々な場面で好循環が生まれる再生可能エネルギー100%の街づくり
2)地域で生まれたエネルギーは地域で活用
3)自然が生み出す再生可能エネルギーでまかなえる電力は節約から積極へシフト
4)ライフラインも安全な無停電化の実現
5)地方自治体が潤い財政力が豊かな魅力ある街に
6)CO2削減でわが街から地球温暖化対策に取り組む

デジタルグリッドは地域単位で電力を発電・供給できる新しい電力システムです。
大規模な発電所や送電線がいらないため、今まで困難とされていた無電化地域への電力供給も容易になります。

また経済活で増加した動温室効果ガスによって地球温暖化が進み、世界各国で海面上昇、洪水、熱波、干ばつ、台風の大型化や農作物の収穫量の減少などさまざまな問題が出てきています。現状を食い止めるためにも再生可能エネルギー移行は急務なのです。
そして世界中でその動きは活発になってきています。
◎RE100の取り組み
◎脱炭素への取り組み
◎SDGsへの取り組み
日本でも2020年6月には「エネルギー供給強靱化法」が可決成立。地域エネルギーをサポートする施策へシフトしてきています。

電気のこと、再生可能エネルギーのことをわかりやすくまとめました。
全40ページ
☆パンフレット内のイラストは、再生可能エネルギー「地産地消100%」の街のイメージをイラストレーター 中西のりこさんに描いていただきました。

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